前回、カウンター付動画のメイキングをご紹介しました。
今回は、そもそものカウンター付動画ブログを始めたきっかけをご紹介したいと思います。今回の動画は、とってもしょぼいです。おまけに7拍子じゃなくて9拍子です。
まずはご覧ください。
タイトルにも書きましたが、拍子カウンターを付けるようになった原点の動画です。
2011年秋の事ですが、自分が通っていた音楽教室のセッションでこの曲を演る事になりました。
初心者が多めで、決め曲セッションですがリハは無し、当日初顔合わせの一発勝負です。準備期間は2週間ほどでした。
実は『演りたい!』と言いだしたボーカルさんは、この曲が9拍子とは気付かずにリクエストをしてました(驚!!)
セッションホストであるレッスン講師からは『初心者に9拍子なんて無理だ!』と却下されそうになったのですが、そのやりとりをSNS上で見ていた自分は、ボーカルさんの希望を叶えてあげたい気持ちと、最初から出来ないと決めつけられた事への反発から、『演ってみせる』とドラムでエントリーしてホストさんを押し切り、なんとか伴奏者を揃えてコピーを始めました。
ところが共演者さんの中には、9拍子に乗りきれないで苦労する方もいました。
共演者は都内や神奈川とか離れていたので、ネット経由で動画を使ってコツを教えられたらいいなぁと思いついたものの、最初はどういう動画にするかあれこれ悩みました。
ホワイトボードに1・2・3・4・5・6・7・8・9と数字を書いて、曲に合わせて指し示して(さながら学校の先生のように・・)とか思ったのですが、自分はエクセルが得意だったので冒頭のような動画のアイデアにたどりつきました。そう、先ほどの画面はエクセルです/笑。エクセル知らない人にはABCDE…とか12345とかが音楽関係の記号かと勘違いされました/苦笑。
そんなわけで、共演者に拍子の捉え方をアドバイスするために、突貫工事の間に合わせで作っただけの動画でした。
なのでしょぼいのです。セッションが終われば消すつもりでした。
ところが!
その頃、すでに7拍子ブログを書いていた自分はひらめきました。
『7拍子の曲にこんな感じでカウンターを付けたら面白いかも!』と。
それまでは、ただYoutubeに転がってるMusic Videoや、CD音源をブログに埋め込んでいただけでしたが、それではよくある普通の曲紹介ブログと変わらなかったわけです。
人からは、『聴いてても7拍子ってよく分かんな~い』と言われたりしてたので、『これは分かりやすくて良いかも』ということで、7拍子やら5とか9とかの拍子にカウンターを付けるようになったわけです。
そんなきっかけから始まったカウンター付き動画のお話でした~♪
(でも苦手な人には、やはり分かりにくいらしい・・・)
あ、曲の事には一切触れてませんでしたが、スティングの 「I Hung My Head」というこの曲、歌詞がなかなか興味深いのです・・。朴訥(ぼくとつ)とした雰囲気とは裏腹にどんより重たい歌詞です。『銃で人を殺してしまった(暴発かな?)..自分は絞首刑だ…』というすごい重い内容です…。状況はぜんぜん違いますがクイーンのボヘミアン・ラプソディーに通じる内容ですね。暴発モノだとクイーンズライクのベスト・アイ・キャンを思い出します。
「I Hung My Head」 は「うなだれる」という意味が一般的らしいのですが、「(絞首刑の前に)自分で首を吊ってしまう」とのダブルミーニングをスティングは狙ったのでは?と分析する人もいました。どうしてスティングがこんな歌詞を書いたのか、背景がとても知りたいのですが…。誰か教えて~。
↑この記事のアドレスは https://lackofsleeeep.com/sting-i-hung-my-head/ |
カウンター付き動画のメイキングはこちら↓ https://lackofsleeeep.com/count-the-beats-making/ |
投稿の都度、Twitterで告知します。フォローよろしく~ https://twitter.com/lackofsleeeep |
たまたまたどり着きました。8分の7愛好者です。
紹介されたものをすべて見たわけではないと思うので、以下の発言にはこちらの不勉強もあると思いますが、ご容赦ください。
私の気に入っている8分の7
・ジャズ・フュージョン
Resonance Vox(渡辺香津美のやってたバンド)の
Unlucky Heaven
・ポップス
CRCK/LCKS の
パパパ
・合唱曲
荻久保和明作曲の合唱組曲「縄文」の
行進
ご存知のものもあるとは思いますが…
たまにのぞきに来たいと思います。
新撰さん、コメントどーもー。
幅広くご存知ですね~♪
・Resonance Voxだけは知ってました。過去にアップしたのですがYoutubeに「違反動画」とはじかれて、いったん投稿を削除してました。そのうち違う形でアップしたいと思ってます。
・CRCK/LCKS、かっちょえぇですね。PVの女の子がVoかと思いきや、1:58に一瞬登場する方が作詞作曲されたVoさんなんですね。CRCK/LCKSは気になって色々調べてみましたが、ドラムの石若さんはなんとジャズ系の演奏で存じ上げてました。こんなバンドにも参加されていたとは!
合唱曲はさすがに守備範囲外です/苦笑。新撰さんはどこでこの曲を知ったのでしょう?
・8分の7愛好家ですか!半年も1年も放置することもあるブログですが、たまにお越しいただけたら幸いです~
「クラクラ」のドラム、いいですよね!
パパパのあのリズム感をずっとキープできるのがすごいと思います。
レゾナンスヴォックスは、OXOをフルで上げてる人がいますが、1曲目に別の曲を差し込んでいて、件の曲は2曲目にあり。で、その2曲目がいいと海外からコメントがあってウケました。
当然違反動画なんだと思いますケド。
合唱曲の件はまた今度書かせていただきますが、
とんでもない曲で、ネットでもやや話題です。
石若さんは、以前
で拝見して、すんごいなーと思ってました。CRCK/LCKSでも技ありのドラムを聴かせてくれますね。昨日からYoutubeで漁ってCRCK/LCKSいろいろ聴いてます。
新撰さんは、主に聴いてるor好きなジャンルはどの辺なんでしょう?
頻繁にご連絡は難しいので、
こちらからのリアクションがなくてもがっかりしないでください。
ジャンルを問わずにかっこいい曲は聞きますし、テクニカルな曲が好きです。
中学からカシオペアを聴き、高校ではクラシックを聴き、大学ではジャズを聴いたりもしました。そこで渡辺香津美に出会って、結構はまりました。初期の頭狂がんじがらめもいいし、洗練されたスパイスオブライフも好きですが、桜花爛漫(ライブ)が特にお気に入りでした。
クラクラには今年たどり着きました。
まず、ユーチューブでときどきダンスのハイパフォーマンスな動画を見るのが好きで、ユリナジアという北九州のダンサーにたどり着き、(ダンスすごいです)、その方がクラクラの「かりそめDiva」という曲に合わせて踊る動画が気に入りました。ダンスから入りましたが、曲が素晴らしいので視野を広げたらそこに「パパパ」がいたわけです。上記の「かりそめDiva」はオススメです。
上の文章を書いてから、ブログの紹介文を読んで少し驚きました。まるさんもカシオペアを通過してきたのですね!
それから私もビリー・ジョエルは中学高校ではよく聴いたものです。
大人になってから思ったのですが、
カシオペアもビリー・ジョエルも、曲の構造がしっかりしているから何度でも聴けるのだろう、と。
今のJ-POPでは、曲の構造がしっかりしているという点で髭ダンの曲が好きですね。そのわりに、ドラムとベースはハイテクじゃないので、コピーがすぐできそうなのもいいですね。
まるさんはドラマーとのことですが、
こちらも社会人になってからベースギターを少しやりました。職場の同僚がベンチャーズのコピーバンドのベーシストを募集してたのでトライしてみました。ベンチャーズのベースラインはけっこうワンパターンだったのでなんとかできましたが、近頃の曲はベースラインも工夫や仕掛けが多くて、なかなか耳コピができないです。(その点で髭ダンは簡単です。)
「縄文」の「行進」についてですが、
詩人の宗左近が書いた
ししん しんしん
(土偶が行進するさまを表現してる)
という7文字を、そのまま7拍子にしてしまったという曲なのです。
弥生時代は調和と安定の社会が構築されていくのですが、それに対して縄文時代は不調和と不安定の時代であったとの詩人の見立てがあり、
その不調和と不安定を音楽的に表現しようとすると、それは4分の4ではなく8分の7の「行進」になったわけです。(普通の行進曲は4分の4)
小節の頭(1拍目)にはなんとか入れても、そうじゃないところから歌いだすのがもうたいへんで…
前奏(ピアノ伴奏)でも、普通ならド・ソ・ド・ソ…(5度)となるところ、ド・ファ♯・ドファ♯…(増4度)という不調和と不安定な音から始まります。
機会があればどうぞ聴いてみてください。
自分もブログは放置に近い状態なので(苦笑)、コメントもまめに出来ませんのでご承知おきを<(_ _)>
ダンスも守備範囲ですか!?音楽もフュージョンからクラシックから合唱からジャズからと、まぁ幅広いですね~(驚)
かりそめDivaで踊るyurinasiaさん見ました。個性ありますね。自分は音楽以外の芸術は疎いのですがyurinasiaさんを見てると、体を自由に使いこなしているなぁと感じます。脳でイメージされたモノがうまく体で表現できるんでしょうね。
楽器も脳でイメージされたモノが反応よく表現出来れば演奏も自由自在で気分良いだろうなぁと思うのですが、自分は反応が悪くて、音のイメージはあるのに手がついてこないというもどかしい思いをしてます。
行進、最初にご紹介頂いた時に聴いてみました。チャレンジングな曲ですね。リズムと音程、メロディーなどで不安定さを表現しようというわけですね。自分は怖くてトライ出来ません…苦笑